古いテントは高く売れる?買取人気の高いブランドとは
お気に入りのテントは、使い込むほどに汚れ・ベタつき・シーム浮き・加水分解などのダメージが出やすく、「もう捨てるしかない」と感じがちです。
ただ、アウトドアの中古市場では“古くても欲しい”が成立することがあります。ポイントは、ブランドやモデルの需要に加えて、「再販できる状態」か「修理前提でも成立する状態」かを切り分けて考えることです。
結論から言うと、古いテントでも値段がつきやすいのは、廃番や名作モデル、パーツ需要がある系統、そして「直して使う」前提の買い手が一定数いるブランドです。捨てる前に、まずは査定で“市場価値”を確認してみるのが得策です。
今回は、買取市場で人気のあるテントブランドと、古いテントを少しでも有利に売るためのポイントをまとめます。
目次
ボロボロでも売れるかは「3つの状態分類」で決まる
テントの買取は、見た目の古さよりも「再販の見込み」で評価が決まります。目安として、状態は次の3パターンに分かれます。
まず、再販できる状態。汚れや使用感はあっても、設営に支障がなく、ポールが健全で、フライやインナーの劣化が“致命的ではない”場合です。こうした個体は、古く見えても「問題なく売れる」扱いになりやすく、査定も安定します。
次に、修理前提で売れる状態。シームテープの剥がれ、軽〜中度のベタつき(加水分解)、ショックコードの伸びなどがあっても、人気モデルや廃番、旧カラーなどで「直してでも使いたい」層がいれば成立します。とくに山岳系・UL系はこのゾーンが強い傾向があります。
最後に、値がつきにくい状態。生地の大きな破れ、穴あきが広範囲、ポールの破断や深刻な曲がり、強いカビ臭やベタつきが全面、主要パーツの欠品が多い場合は、買取店側が再販計画を組みにくくなります。とはいえ、ブランドやモデル次第では“部品取り”として値段が出ることもあるため、判断に迷うなら一度査定に出すのが確実です。
スノーピークのテント

高価買取の代表格がスノーピークです。定番のファミリー向けモデルから大型シェルターまで、中古でも探している人が多く、年式が古くても一定の需要が残りやすいのが特徴です。
評価されやすい背景には、「同一シリーズで揃えたい」「パーツを継続して使いたい」という購入動機がはっきりしていることがあります。
幕体に汚れや使用感があっても、フレーム・ポールが揃い、設営に問題がないと評価が組み立てやすくなります。収納ケース、説明書、純正ペグやガイロープなど、手元に残っている付属品が多いほど査定が安定し、結果としてプラス評価に寄りやすくなります。
コールマンのテント

コールマンは流通量が多いぶん「状態が悪いと査定が伸びにくい」と思われがちですが、実際は“定番の安心感”で中古需要が途切れにくいブランドです。
とくにファミリー向けのドーム・2ルーム系は、買い替え需要が常にあり、「多少の汚れは気にしないからコスパ良く揃えたい」という層に刺さります。
フライの劣化や泥汚れがあっても、骨組みがしっかりしていて設営できることが確認できれば、値段がつくことは十分あります。反対に、ポール破断や主要パーツ欠品があると評価が落ちやすいので、残部材の有無は早めに確認しておくのがおすすめです。
モンベルのテント

モンベルは軽量・実用性のイメージが強く、ソロ〜登山寄りのユーザーから根強い支持があります。テントは消耗品要素が大きい一方で、「必要十分な性能を、無理なく確保したい」という需要があるため、古いモデルでも条件次第で動きます。
査定が安定しやすいのは、収納性・総重量・設営性が読み取りやすく、仕様がシンプルなモデルです。多少の使用感があっても、スタッフバッグ、ポール一式、フライ・インナーが揃い、欠品がないと評価を落としにくくなります。モンベル系は“状態”以上に“欠品”が致命傷になりやすい点がポイントです。
MSRのテント

MSRは山岳系・UL志向のユーザーに人気が強く、廃番や旧カラーを狙って中古を探す人もいます。中古市場では「多少傷んでいても直して使う」前提の買い手が一定数いるため、古い個体でも査定対象になりやすいブランドです。
ただし注意点も明確で、シームテープの剥がれやフライの強いベタつき(加水分解)は評価を落としやすいポイントです。逆に言えば、そこが軽度で、ポール曲がりや破断がなく、設営が成立するなら“修理再販が見込める個体”として評価される余地があります。
そのほか「古くても需要が残りやすい」人気ブランド
買取市場では、山岳・UL・デザイン系は、多少の難があっても探している人がいるため、修理前提の相場が成立しやすい傾向があります。
たとえば、山岳系ではヒルバーグやニーモ、デザイン・国内人気ではノルディスク、ゼインアーツ、サバティカル、DODなどは中古で探す層が比較的はっきりしています。該当しそうなら、状態が悪くても“まず査定に出す価値がある”側に入ります。
傷や汚れのある古いテントを高く売るために気をつけたいこと

古いテントで起こりがちなのが、フライのベタつき・シームの剥離・シミ・カビ臭・メッシュ破れ・ポールのショックコード伸びなどの経年劣化です。査定前にできることは多くありませんが、やるべきこととやらない方がいいことははっきりしています。
まず、砂や泥を軽く払って、可能なら陰干しして乾燥させるだけでも印象は変わります。反対に、強い洗剤でゴシゴシ洗う、乾燥機にかける、自己流でシームを貼り直すといった行為は逆効果になりやすいです。素材を痛めたり、状態の説明が難しくなったりして、店側が評価を保守的にせざるを得なくなることがあります。
次に、テントは欠品が査定に直結します。収納袋、フライ、インナー、ポール一式、ガイロープ、ペグ、説明書など、残っているものはまとめて提示するのが基本です。さらに、売ると決めたら早めが有利です。加水分解などは時間とともに進行しやすく、同じ“古さ”でも状態が一段落ちると査定も落ちやすくなります。
最後に、買取価格は店の得意ジャンルで差が出ます。アウトドア専門の買取店や、山岳・ULに強い販路を持つ店ほど「修理前提で売れる」評価を組みやすいので、複数査定で比較するのがおすすめです。
査定に出す前に「これだけ伝える」と評価がブレにくい
査定の場で強いのは、情報が揃っていて“再販計画が立つ個体”です。最低限、モデル名(分からなければブランドと特徴でも可)、購入時期のおおよそ、使用回数、保管環境(室内保管か、湿気の多い場所か)、ベタつきやシーム剥離、臭い、カビの有無、欠品の有無を伝えられると査定は安定します。
写真を送れる査定なら、全体、ロゴ、フライ裏(ベタつき確認)、シーム部、ポール先端、メッシュの破れ箇所を撮っておくと話が早くなります。
まとめ
古いテントは、状態が悪いからといって必ずしも“捨てるしかない”とは限りません。ブランド・モデル・欠品の有無によっては、古くても需要が残り、買取価格がつくことがあります。
「再販できる状態」か「修理前提でも成立する状態」かを見極めたうえで、アウトドア用品に強い買取店で査定を取れば、思わぬ価格になる可能性もあります。もう使わないテントがあれば、まずは無料査定で価値を確認してみてください。
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